ローカルパックとは?表示される方法や掲載される具体的な施策を紹介
ローカルパックとは、『地域名+業種』などの特定の地域を対象としたローカルキーワードをGoogleで検索した際に、地図情報と一緒に検索上位に表示される3つのビジネス情報のリストのことをいいます。
Googleビジネスプロフィールを本気で運用してみよう!と思っている方のほとんどが、「ローカルパック」への掲載を目標にしているのではないでしょうか?
今回はローカルパックの紹介と、どうやったらローカルパック に掲載される確率が上がるのかを紹介したいと思います。Googleビジネスプロフィールの運用を頑張りたいと思っている方の参考になると嬉しいです!
ローカルパックとは?
ローカルパックとは、Google検索で「ラーメン」「美容院」などのキーワードで検索したときに、検索結果の上位に表示されるGoogleマップの一覧情報です。
基本的には3店舗分の情報が表示されますが、広告出稿している店舗がある場合は、4〜5店舗分の情報が表示されることもありますし、逆に情報が少ない場合は2店舗以下の場合もあります。
また、ローカルパックには複数の表示タイプがあるので、それぞれの特徴を紹介します。
通常のローカルパック
ローカルパックとは?
ローカルパックとは、Google検索で「ラーメン」「美容院」などのキーワードで検索したときに、検索結果の上位に表示されるGoogleマップの一覧情報です。
基本的には3店舗分の情報が表示されますが、広告出稿している店舗がある場合は、4〜5店舗分の情報が表示されることもありますし、逆に情報が少ない場合は2店舗以下の場合もあります。
また、ローカルパックには複数の表示タイプがあるので、それぞれの特徴を紹介します。
通常のローカルパック
通常のローカルパックの表示です。
どの情報が掲載されるかは、それぞれの店舗によって変動がありますが、主に下記のような情報が掲載されることが多いです。
- 店名(ビジネス名)
- クチコミの評価
- クチコミの数
- 業種
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- オンライン予約
- ホームページへのリンク
- 経路のリンク
飲食店などで見られるローカルパック
スナックパックは、飲食店や洋服店、美術館などで表示されます。
通常のローカルパックとの大きな違いは、電話番号や予約、WEBサイト、経路などのリンクがないことです。
- 店名(ビジネス名)
- クチコミの評価
- クチコミの数
- ジャンル
- 住所
評価に左右されにくい検索で見られるローカルパック
上記の特徴は、情報の前にABCという表記がされていることです。
今回は駐車場で検索をしましたが、コンビニや薬局などでも同様の表示になります。
- 店名(ビジネス名)
- ジャンル
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- ホームページのリンク
- 経路のリンク
ローカルパックに表示されるための準備
ローカルパックに表示されるためには、Googleビジネスプロフィールに店舗の情報が登録されている必要があります。
Googleビジネスプロフィールに登録する
ローカルパックに表示させるためには、Googleビジネスプロフィールに登録する必要があります。
Googleビジネスプロフィールは、自分が登録しなかったとしても、Googleがホームページなどの情報を元に自動で登録したり、第三者のユーザーが登録することもあります。
まずは、Google検索かGoogleマップで店名や住所を入力して登録されているか確認しましょう。もしGoogleビジネスプロフィールに登録されていなかった場合は、下記の記事を参考にして登録作業を行ってください。
オーナー確認をする
Googleビジネスプロフィールにお店の情報が登録されていたら、オーナー確認を行ってください。
オーナー確認を行うことで、Googleビジネスプロフィールの情報を編集、管理することが可能です。
また、ユーザーからのクチコミに返信したり、メッセージ機能を使用することでコミュニケーションを取ることも可能です。
ローカルパックに掲載される具体的な施策
ローカルパックに掲載されるためには、どのようなことをしたらよいのか紹介します。
Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる
Googleビジネスプロフィールには、店名や住所などの基本情報以外にも、お店の紹介文(ビジネスの紹介)を入力できたり写真を登録することができます。
Googleビジネスプロフィールの情報が充実していると、ユーザーがGoogle検索やGoogleマップから検索をしたときにキーワードが引っかかる可能性が高まって、その分閲覧数を増やすことができるでしょう。
また、情報を発進することができる投稿機能もあるので、情報を整えるだけではなく積極的にお店をアピールすることも重要です。
クチコミと評価を増やす
Googleビジネスプロフィールは、ユーザーがクチコミを投稿できる機能があります。
上記の画像は、「渋谷 醤油豚骨」のキーワードで検索した結果です。赤枠で囲まれているのは、ユーザーが投稿したクチコミになります。このようにGoogleは、お店からの情報に登録されたキーワードだけではなく、このクチコミに投稿されたキーワードも検索結果として表示するのです。
検索結果に影響を与えるキーワードが増えるだけではなく、クチコミや評価があるというのはお店の知名度を上げてくれる要素になります。ローカルパックに表示させるためには、クチコミや評価を集めることが重要な施策といえるでしょう。
クチコミに返信をする
オーナー確認が完了していると、ユーザーが投稿してくれたクチコミに返信することが可能になります。
クチコミを書いてくださった方には、来店してくださったこと、そしてクチコミを書いてくださったことに感謝の気持ちを込めて返信をしましょう。
また、たまにクレームのような内容も投稿されることもあると思います。厳しいご意見を頂くことでショックを受けることもあるかも知れませんが、そのようなクチコミにも真摯に対応することをおすすめします。
クチコミへの返信のポイントとしては、テンプレートを使用せずに、それぞれのユーザーに合わせた内容にすることです。クチコミは多くのユーザーが注目する項目なので、返信がテンプレートだと感じたら、マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
逆にいうと、それぞれのクチコミに対して、しっかりと向き合った返信をすることで、お店を好印象にすることが可能になるでしょう。
ローカルパックに必ず表示されるわけではない
「お店で検索したときは、ローカルパックの一番上に表示されたのに、自宅で検索をすると圏外になってる」このような経験をされた方もいらっしゃると思います。
Googleマップの掲載順位は、実は位置などによって順位が変動する場合があるんです。それは、ローカル検索(地域名+キーワード)が関連性や距離、知名度の3つの要素を重視しているからです。
お店でローカル検索をしたときに、自分のお店が一番上に表示されたのは、付近の中で一番近くてキーワードとの関連性もあり、知名度も高かったからです。もし、お店で検索したのに1番上じゃなかったり、圏外になっている場合は、距離は近いけどキーワードとの関連性が薄かったり、他の店舗の方が知名度が高いとGoogleが判断したのでそのような結果になります。
もし自分のお店が上位に表示されていない場合は、先ほど紹介をした具体的な施策を試してみてください。
絶対にやってはいけない施策
ローカルパックに掲載されるようになりたいからといって、Googleのポリシーに反した運用をするのは絶対にやめましょう。よくやりがちな、ポリシー違反を下記で紹介するので参考にしてください。
- お店(ビジネス)の名前にキャッチコピーを入れる
- ビジネスの説明に「今なら30%OFF」などの宣伝文句を入れる
- お金や商品を提供してクチコミを書いてもらう
このようなGoogleのポリシーに違反した行為を繰り返していると、最悪アカウントが停止になってしまう可能性があるのでやらないようにしましょう。また、悪質なMEO業者が上記のような運営をすることがあります。実際に依頼する前に、どのような運営をするのかしっかりとヒアリングすることをおすすめします。
まとめ
Googleビジネスプロフィールを運用するなら、やっぱりローカルパックに掲載されたいですよね。
ライバルが多くないエリアでは、Googleビジネスプロフィールをちょっと運用しただけで結果がすぐに反映される場合がありますが、上位にしたいキーワードの対象とした店舗が数多くあるエリアではしっかりと運営をしないとローカルパックに掲載されないかも知れません。
また、ローカルパックに掲載するためにGoogleビジネスプロフィールを運用するのではなく、一番大切なことは「お客様に向き合うこと」です。お客様に満足して頂けたら良いクチコミは自然と増えてくるでしょうし、Googleからの評価も徐々に上がってくるでしょう。